世界のニンニク産地情報概要 [2024年6月18日]

インナーアホ・エスパーニャ-01

現在、スペイン、フランス、イタリアなど、ヨーロッパの多くの国でニンニクの収穫期を迎えています。しかし残念ながら、気候変動の影響で、イタリア北部、フランス北部、スペインのカスティーリャ・ラ・マンチャ地方では、深刻な問題が生じています。損失は主に組織的な問題であり、製品の乾燥工程に遅れが生じています。品質に直接的な影響はありませんが、品質は多少低下し、期待される最高級品質を実現するためには、相当量の不良品を選別する必要が生じています。

ヨーロッパ最大のニンニク生産国であるスペイン産ニンニク(ajo españa)の価格は、ヨーロッパ各地の倉庫在庫の減少により、ここ2~3ヶ月で上昇を続けている。一方、イタリア産ニンニク(aglio italiano)の価格は、昨年同期比で20~30%上昇しているものの、業界にとっては全く問題のない水準である。

ヨーロッパ産ニンニクの直接の競合相手は、中国、エジプト、トルコである。中国のニンニク収穫期は良好で、品質は高いものの、適切なサイズのものは少なく、価格は比較的リーズナブルだが、スエズ危機が続いていることや、輸送コストの増加と配送遅延のため喜望峰を迂回する必要があることを考慮すると、決して安くはない。エジプトに関しては、品質は許容範囲内だが、ニンニクの量は昨年より少ない。しかし、スエズ危機の影響で中東やアジア市場への輸出が困難になっていることも注目すべき点である。そのため、ヨーロッパへの輸出量は増加するだろう。トルコも品質は良好だが、作付面積の減少により供給量が減少した。価格はかなり高いが、スペイン、イタリア、フランス産よりはやや低い。

上記に挙げた国々はすべて、新ニンニクの収穫作業を進めており、品質と数量を確定するために、製品が冷蔵倉庫に保管されるまで待つ必要がある。確かなことは、今年のニンニク価格は決して低くならないということだ。

出典:インターナショナル・ガーリック・レポートのニュース集計


投稿日時:2024年6月18日